講 演 時 間 |
講 師 | 所 属 | 演 題 |
10:00 ~ 11:00 |
林 武 |
(株) Phoxter |
包装材料の外観品質と検査 ~外観検査の基礎と検査~ |
講演要旨 : 製造工程における検査自動化のこれまでの課題と現状の最新ソリューションを紹介する。 従来のルールベース画像処理技術だけでは解決が困難であった外観検査課題に、有効なAI活用検査手法の開発手順のデモや実例紹介に加え、 検査自動化において非常に重要な要素となる照明選定技術の紹介をする。 |
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11:00 ~ 12:00 |
伊藤 桂一 |
(株) アダコテック CTO |
外観検査AIの課題と解決策 ~データ品質の重要性と向上~ |
講演要旨 : 近年、人手不足や少子高齢化を背景に工業製品の外観検査にAIを導入する動きが加速している。 しかし、低品質な学習データを採用するとモデルの性能が低下することが知られており、要求される検査性能を実現・維持するためには学習データの選別が重要になる。 この選別は、目視確認や統計データを用いて行う必要があり、外観検査AIの導入・運用において新たな課題が生じている。 本講演では、独自AI技術を紹介の上、効率的に高性能なモデルを作成するために、弊社のAIモデル作成ツールを活用した,新たな課題解決アプローチを紹介する。 |
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12:00 ~ 13:00 |
昼 食 | ||
13:00 ~ 14:00 |
天沼 正 |
シリウスビジョン (株) |
読取り条件の悪い包装形状に強い、 独自の検査・認識技術 |
講演要旨 : 医療系の包装に関連した外観検査は多々見受けられるが、その多くはカメラ、照明等の撮影系、 あるいは搬送方式、またはそれらの組合せや設置方法等、物理的アプローチの提案にフォーカスされている。 当社は、反射素材等特殊素材の印刷検査や数μ単位の高精細検査が要求される基板検査を多く手掛けており、その技術を包装検査に還元することが可能である。 本講演では、これまで困難であった特殊素材がどのように検査され、正しい答えを導き出されているかについて、詳しく解説する。 |
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14:00 ~ 15:00 |
住本 充弘 |
住本技術士事務所 所長 |
包装材料の外観・印刷品質に関する 国内外の考え方の相違 |
講演要旨 : 日本は包装の品質について、世界の包装の中でも厳しい対応であるが、包装材料の品質について必ずしも合理的/理論的な内容でない場合もある。 包装品質は、グラフィックデザイン、印刷方式、充填シール、箱詰めなどの一連の包装工程と関係する。 包装は国内外で対応の仕方が異なる場合がある。今回は、具体的な事例を挙げて、考え方、対応の仕方など考える。 |
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15:00 ~ 15:15 |
休 憩 | ||
15:15 ~ 16:15 |
三浦 秀雄 |
創包工学研究会 | ヒトの視覚と外観品質 |
講演要旨 : 包装を含むすべての製品の外観品質に対する我が国の要求は、海外に比較して極めて高く常軌を逸しているとも言われている。 一方、ヒトの視覚は、性別・人種・年齢・光源などによって変化するうえ、すべての物体は経時変化をまぬがれない。 このような状況下で、外観品質に対する過度な要求が適切であるか否かについて議論し、本質的な品質を重視すべきことを説明する予定である。 |